罪人たちの舟

back menu home

後書

これは1999年に投稿して玉砕したマンガが元になってます。

 少女漫画雑誌に投稿するということでハッピーエンドにしていたのですが、今回HPで掲載するにあたり、本来予定していたとおりのエンディングにしました。マンガでは、人間のふたりは復活するけど、「天使の夢を見てた…」と、「深雪」「紅司」が復活したのか「真雪」「グレン」が転生したのか、ハッキリしない状態でありつつも記憶はなくしてないので、目がさめてハッピーエンドだったのです。
  「真雪」「グレン」の奈落に落ちるはずだった魂が、魂の抜けた肉体の器だけになっていた「深雪」「紅司」に入って、本来の彼らの魂は冥界へ……ということになってます。
 キャラの名前ですが、「グレン=紅蓮の炎」、「真雪=雪のように穢れないもの」という意味です。真雪は、天界に雪がないことから裏の意味で「ありえないもの」です。
 タイトルの「罪人たちの舟」とは作中でミカエルが言ってるように下界=人間界のことです。

 「Pink」と同じ天使ものでありながら対なすように重い内容でしたが、最後までごらん下さいましてありがとうございました。

back menu home


 追記
 このままではあまりに暗いままだー!と思いまして、上記にある「目がさめてハッピーエンド♪」をアナザーエンディングとして掲載しましたので、興味のあるかたはこちらからどうぞ→「もうひとつの結末」